ビタミンK依存性血液凝固因子である血液凝固第Ⅶ因子の活性化からはじまる血液凝固能を評価する指標である.ワルファリンはビタミンKサイクルを阻害し,ビタミンK依存性血液凝固因子の活性化を抑制するため,ワルファリンによる抗血液凝固作用の評価に有用であり,臨床ではPTの補正値であるPT-INRがよく用いられる.(実験医学2024年11月号より)
臨床薬理学的アプローチで迫る栄養動態と薬物相互作用実験医学2024年11月号解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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